SDGsバッジとは?つける意味・購入方法・正規品の見分け方を紹介

    法政大学SDGs+(プラス)プロジェクト協力「【Z 世代】SDGs シューカツ解体白書」(仮)

    ビジネスシーンでSDGsバッジを見かけた経験はありませんか。「なぜバッジをつける必要があるのだろう」と感じる人も多いでしょう。

    本記事ではバッジの意味・購入方法・正規品の見分け方などについて紹介します。

    どのような理由で身につけているのか、チェックしてみましょう。

     

     

    【Pick Up】「ツヅケル」が注目したSDGsバッジについて読み解くポイント

    • バッジはSDGsへの取組みをアピールできるツール
    • バッジ購入時は非正規品に注意

     

    SDGsバッジとは?

    shutterstock_2138157357

    SDGsのロゴマークを模しているのがSDGsバッジです。ビジネスパーソンに限らず誰でもSDGsバッジは使えます。

    デザインで使用されているのは達成すべき17の目標を意味するカラーホイールです。2021年には、国連本部でスピーチをしたBTSのメンバーがSDGsバッジをつけていたため話題になりました。

    着用を推奨している企業も増えているため、今後ますます身につける人は増えていくでしょう。

     

    参照:Buy Official SDG Lapel Pins Online | UNDP Shop

    参照:BTSが国連総会で演説 「世の中は少しずつ前に進んでる」:朝日新聞デジタル

     

     

    SDGsバッジをつける意味

    SDGsバッジをつけるなら、意味やメリットの把握も大切です。代表的な意味には次のようなものがあります。

    それぞれの意味について紹介しますので、内容をチェックしてみましょう。

     

    参照:SDGsバッジとは?つける意味と購入方法、つけてからの注意点を解説:【SDGs ACTION!】朝日新聞デジタル

    参照:SDGsバッジについて |大阪商工会議所 

     

     

    自社がSDGsに取組んでいると社外にアピールできる

    SDGsバッジをつけることで、自社でSDGs取組みをしているとのアピールが可能です。またSDGsバッジはビジネスの場において、トークでのきっかけにも使えます。

    何の脈絡もなくSDGsの話題を出すよりも自然な方法です。話題を広げられるだけでなく、SDGsに興味関心を持つ人同士なら、親近感が沸くきっかけにもつながるでしょう。

     

     

    SDGs取組みへの意識が高まる

    SDGs取組みへの意識が高まるのもバッジを着用する理由です。頻繁にロゴマークが目に入るなら、自然と意識が高まります。社員全体で意識を高めたいのなら、特に効果的です。

    ポスターだけで啓蒙するよりも意識を高めやすくなります。

     

     

    SDGsの認知度を高められる

    SDGsバッジはSDGs自体の認知度アップにも期待できます。BTSの事例のように、好きな有名人がバッジをつけていると知り興味を抱く人もいるでしょう。

    広がりを見せているとはいえ、まだまだSDGsを知らない人も多いものです。

    そこでSDGsバッジは世間でのSDGs自体の認知度を高めるきっかけにもなります。




    SDGsバッジをつける場所

    特にルールもないため、SDGsバッジは自分の好きな場所につけられます。一般的には胸元が多いものの、必ずしも衣類につける必要はありません。

    ネクタイ・小物などにつけている人も見受けられます。ただし社内ルールが設けられている企業については指示に従ってください。

     

     

     

    SDGsバッジの購入方法と価格

    shutterstock_2040898100

    SDGsバッジの購入方法・価格も簡単に紹介していきます。購入できる場所から5つをピックアップしました。

    実際に購入するときの参考として、それぞれの方法を確認してみましょう。



    国連本部からの購入方法

    SDGsバッジは、正規品が国連本部や関連機関で購入できます。ただし日本の国連広報センターや関係機関ではバッジ販売がありません。

    • SDG Lapel Pins……2個7.99ドル(国連本部)
    • SDG Wheel Pins……10個35ドル(国連開発企画)

    どちらも正規品であるため安心ですが、対応は英語のみになります。別途送料も必要になりますので、購入時には必ず確認を行ってください。

     

    参照:SDGsピンバッジの購入、SDGsロゴおよびアイコンの使用 | 国連広報センター

    参照:SET OF 10 SDG WHEEL PINS | Shop.un.org : Official Source for United Nations Books and More 

    参照:Buy Official SDG Lapel Pins Online | UNDP Shop 

     

     

    joinsdgs公式サイトでの購入方法

    joinsdgsはSDGsバッジを取り扱っているサイトです。非営利で国連ガイドラインに則ったバッジの販売を行っており多数の販売実績があります。

    SDGSbadge1

    日本では正規品をどこで買えばよいのかわからないという現状に疑問を持ち、ものづくりのプロから学生まで大勢が参加して、クラウドファウンディングをきっかけに生まれたjoinsdgsのSDGsバッジ。joinsdgsでは、バッジのおしゃれさも大切にしていて、国連本部のものよりもやや小さめなのが特徴です。

    • 真鍮製……1個1,800円(送料無料)
    • 鉄製(マグネット留め具)……1,800円(送料無料)

    いずれも取り扱っているのは正規品です。1個・3個セット・5個セットが販売されています。おしゃれさも重視したいなら、joinsdgsが取り扱っているSDGsバッジを1度チェックしてみてください。

     

    参照:SDGsのおしゃれなピンバッジ買えるってよ。【正規品】国連ガイドライン遵守/小さめゴールド真鍮製 | joinSDGs公式サイト

     

     

    有限会社ローカルプランニングでの購入方法

    企業・団体・官公庁などからも受注しているのが、高知にある有限会社ローカルプランニングです。

    バッジの製造方法は、スタンプ(エポなし・エポあり)やセミハードエナメルタイプの3種類。バッジのサイズは15ミリ・20ミリ・25ミリの3サイズです。

    100個以上の注文なら、刻印やシリアルナンバーも入れられます。社員向けに大量発注したいと考えているのなら、おすすめの購入先です。

    公式ホームページには価格の記載がありません。フォームで必要な項目を入力すると見積もりの依頼ができます。費用を知りたいのなら、見積もりを依頼してみてください。

     

    参照:SDGsバッジのご紹介 | オーダーメイドのピンバッジ|ローカルプランニング

     

     

    みやこ杣木での購入方法

    就労支援施設「みやこ杣木」でもSDGsバッジの受注販売を行っています。「製造プロセスそのものがSDGs」がみやこ杣木でのコンセプトです。

    バッジの材料として、間伐材が使用されています。

    • サークルピンズ……880円(税込)
    • 金フチピンズ……1,050円(税込)
    • 金フチマグネット……1,200円(税込) 

    上記の価格以外に送料がかかります。洋服に穴を開けるのを避けたいなら、マグネットタイプが便利です。10個未満の注文、また、特にカスタマイズしない場合はショップから直接購入ができます。

    10個以上の注文であれば、オリジナルの台紙、刻印も可能なので、希望される場合は「NPO法人みのりのもり劇場」まで問い合わせを行ってください。

     

    参照:ABOUT | みやこ杣木のSDGsバッジ 

     

     

    Sanfujiでの購入方法

    Sanfuji(株式会社三藤)でも国際連合の規定に沿ったSDGsバッジが買えます。

    通常タイプだけでなく、ラインストーン入りタイプや40ミリバッジも販売しているのが大きな特徴です。40ミリタイプは通常タイプよりも大きくて目立つため、講演やイベント時に活用できます。

    購入を検討しているのなら、メールフォームまたは電話で問い合わせをしてみましょう。

     

    参照:SDGsカラーホイールバッジ販売 | スワロフスキーのラインストーン、高級感ある手作りエンブレム 製造販売|SUNFUJI 

     

     

     

    SDGsのロゴ・アイコンの使用について

    shutterstock_1914961393

    バッジに関連して、ロゴ・マーク・アイコンなどの使用についても解説します。

    プレゼン資料・社内報・会社資料の作成でロゴやアイコンを使う場合での許可は不要です。しかし商業目的での使用には書面での事前許可が必要になります。

    またSDGsホイールとイラストを組み合わせて新しいロゴやデザインを作ることはできません。参加料のかかる会議やセミナーでロゴやアイコンを使うなら許可が必要です。ロゴの色によって使える背景色にも決まりがあります。

    時間がかかる可能性もあるため、許可を得る必要があるときは早めに申請を行いましょう。

    くわしい内容はガイドラインに明記されているため、使用するときは事前に確認を行ってください。

     

    参照:SDGsピンバッジの購入、SDGsロゴおよびアイコンの使用 

    参照:国連広報センター 

    参照:国連広報センター 

     

     

     

    SDGsバッジでの注意点

    shutterstock_1865958031

    SDGsバッジの注意点として挙げられるのが非正規品です。各ECショップでは非常に多くのSDGsバッジが販売されています。ただし非正規品も紛れていますので注意が必要です。

    非正規品の見分け方としては以下が挙げられます。

    • 色が違う
    • 色の並びが違う

    sdgs1

    実際のカラーホイールと見比べてみると分かりやすいでしょう。極端に価格が安いものや、形がいびつなものも非正規品の可能性があります。

     

     

     

    目的を理解してSDGsバッジを身につけよう

    shutterstock_528854752

    自社内でSDGsバッジの着用が推奨されているのなら、まずは取組みの目的を理解しましょう。目的を理解しないと、単なる装飾品に留まってしまいます。

    またSDGsバッジを購入するときは必ず正規品を選んでください。非正規品は色や、色の並び方などが違うためカラーホイールと比較すると気づけます。

    ロゴやアイコンの使用にはガイドラインの遵守が求められます。ガイドライン違反にならないよう、バッジ・ロゴ・アイコンなどは正しく利用しましょう。

    ツヅケル編集部

    持続可能な社会を一緒に考えるニュースサイト「ツヅケル」の編集部です。これからの環境・食糧・気候問題等をビジネス側から思考し、みんなで克服し、より豊かで幸せな毎日が送れる方法を探すための情報を日々キャッチし発信しています。

    ×

    \ 人事・SDGs推進室必見! /
    失敗しない!
    SDGs社内研修のコツガイド
    無料進呈 

    今すぐ
    クリック