
9月から本格的に始動した「【Z世代】SDGsシューカツ解体白書」プロジェクトも、第4回目のMTG開催となりました。
第3回に引き続き、第4回もしおり(山本汐莉)が執筆担当させていただきます。今回のMTGは、第3回目のアジェンダの続きになりますので、まだ読んでいない方は是非そちらの記事もお読みください。

Z世代のアンケート収集に最も有効な手段はSNSか?
今回のオンラインMTGは、第3回目のメンバー、あっきー、さく、しおり、せっちゃん、まーちゃん、れおんに加えて、はじめが参加し計7人で行われました。
今回の、【MTGテーマ】は 『テストマーケティングを経て、アンケート収集の広報戦略を完成させよう』です。
テストマーケティングの内容は、
- 仲の良い友人、最低5人に今回の調査アンケートを説明
- アンケート回答に協力してくれるか?について聞く
- アンケートをさらに自分の友達にも勧めてくれるか?それはどんな方法か?勧めることをためらうとしたら何故か?ヒアリングする
という3点です。
そして、テストアンケートの結果を生かすために、以下のアジェンダのもと話し合いを進めました。
Z世代のSDGs仮説第4回MTGアジェンダ
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テストマーケティングの結果報告
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どんなことを行えば、アメーバ状にアンケート回答数が増えていくのか?
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戦略のまとめ
アンケートは手軽さが重要。アンケートのテーマであるSDGs・就活に難色を示す学生多数
お題1:テストマーケティングの結果報告
メンバーからは、テストマーケティング参加者の意見として、主に以下の結果報告がされました。
- 質問数、回答時間が少なく、明確化されていれば答えたいと思う
- 企画の概要や、発信元であるSoZo株式会社についての情報をまとめて知れるポスターなどがあれば答えやすい
- SDGsや就活など質問内容が真面目で、自分には答えづらい
- 記述式よりも選択式が好ましい
- インセンティブにあまり魅力を感じない
- 個人で頼まれたら協力するが、それを広めようとは思わない
以上の結果から、多くの人からアンケートを集めるためには、
- 企画の概要・質問内容を分かりやすく伝える
- 回答者の負担を減らす
- インセンティブが魅力的である
ことが重要だと分かりました。
私たちは、テストアンケートの結果をもとに、もう一度どうすればアメーバ状にアンケートを広げられるか?について、グループに分かれて話し合いました。
お題2:どんなことをやれば、アメーバ状にアンケート回答数が増えていくのか?
話し合いの中では、主に以下の案が出されました。
- 自分と関わりのある大きなコミュニティにお願いをする
・法政大学の付属生やSDGsの団体SASHにお願いする
・大学のGmailに送る
・法政大学ゆかりのインフルエンサーに拡散を手伝ってもらうなど - 本プロジェクトのインスタアカウンントを作り、活動を広める
- 各学年に魅力的なインセンティブを用意する
- 食堂のお盆にチラシを貼ってもらう
重要なものは学生自身の声。 自分たちの直観が大切
前回に具体的な例が出せなかった、インセンティブについて。
- 就活生向け
- 1~2年生向け
このように、属性でインセンティブを分けて出すことになりました。
就活生に対しては
- 大手企業の採用担当者からメンターとして30分無料相談を受けられる特典
大学1 ・2年生に向けては
- 調査結果をPDFで配布
- レポートに役立つSDGsの情報を冊子にして配布する
……などが挙げられました。私が所属する学部では、SDGsに関する授業や、レポートを書くことが多いので、レポートに役立つ情報を特典として貰えるのは、すごく魅力的なインセンティブだと感じました!
学生に響く言葉を使う、ニーズに合わせる
また、インセンティブにもっともっと魅力を感じてもらうため、学生の興味をより引く文面の工夫、(”大手企業採用担当者”に無料相談できるなど)、学生に響く言葉を使う(”コーチング”ではなく”メンター”と書くなど)工夫をすることにしました。
また、れおんからは他のインセンティブとして、こんな案も。

れおん
最近はやっているMBTI診断 のように、全体のアンケートと個人のアンケート結果をもとに比較した指標を提供して、回答者自身が全体の中でどのくらいSDGs、就活に関心、意欲があるのかなどを把握できるフィードバックを行ってみては?
就活などに関する周りの動きが気になる学生にとって、良いインセンティブになると思いました!
MTGの最初に、100人集めるのは難しいと考えていたせっちゃんも

せっちゃん
そのインセンティブがあれば、100人集められるかも!
と、インセンティブに魅力を感じていました。
自分たちでは気づかない意見・価値観を知れるテストアンケートの重要性
今回のMTGでは、テストアンケートを実施することによって、前回アイディアを出すことが出来なかったインセンティブの具体案や、質問形式について熱く話し合うことが出来ました!
私たちは、これからこれらのアイディアをもとにアンケートの制作、実施を行っていきます。
次回のMTGのテーマは、「アンケートの素案をベースに改善方法や拡散方法を考えよう」です。
いよいよ、アンケートの完成も近づいています。
第4回MTGの実施報告はこちらで終えたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!
SDGsシューカツ解体白書 プロジェクトメンバープロフィール

あっきー(法政大学グローバル教養学部)
法政大学グローバル教養学部1年、大石晶人です。本プロジェクトを通して、私たち、大学生が企業に求めるニーズと企業が求める学生像のギャップを理解し、埋めていきたいと思っています。私はマーケティング分野に興味があるので、本プロジェクトを通じて特にアンケート調査の戦略について学びたいと考えています。参加のきっかけとして、私は人助けを人生に目標に頑張っているので、企業の助けになれる本プロジェクトは私にぴったりだと思いました。また、今まで学生視点でSDGsを学んできましたが、本プロジェクトにかかわる大人と対話をして、よりビジネス視点でのSDGsを学ぶことができると考えました。

さく(法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科)
法政大学キャリアデザイン学部(キャリアデザイン学科)の3年生です。よろしくお願いいたします。これまでSDGsについて、何か取り組んだこと・勉強したことはありませんが、就職活動を行う中で、色々な企業がSDGsへの取り組みを示していることから、SDGsはどのようなものなのか、私たちは何をしていくべきなのかについて気になり、本プロジェクトに参加しようと思いました。就職活動は、自分がここで頑張りたい!と思えるような企業で働きたいという想いの元、取り組んでいます。

せっちゃん(法政大学国際文化学部)
こんにちは、法政大学国際文化学部の薛嘉儀と申します。正直なところ、SDGsについては軽く触れたことがあっただけで、詳しく議論したことはなかったです。このプロジェクトで初めて深い議論ができ、就職に関してもイメージは少しついてきているが、具体的にはまだ決めていません。SDGs×ビジネスを通じて、ビジネスとSDGsの関係を理解し、知識を得て考えを深めて行きたいと思いました。

まーちゃん(法政大学グローバル教養学部)
グローバル教養学部(GIS)1年のまーちゃんこと、齊藤真尋です!好きな食べ物は筋子とイカの塩辛、ミニトマト、しゃぶしゃぶで、趣味はフィルムカメラで写真を撮ることです! このプロジェクトに参加した理由は、高校2年生の時に参加した地域活性化とマーケティングについてのプロジェクトでマーケティングに興味を持ったからです。また、このプロジェクトでは自分が興味のあるSDGs が絡んでくること、それから、それを学生の視点だけでなくビジネスと絡めて考えると言うことが自分自身今まで考えたことがなかった視点だったので、面白そうだなと思い参加を決めました。私はまだ大学1年生で就活に関しては無知なことが多いですが、2年生、3年生の先輩方やSozo 株式会社さんのあつみさんなどのスタッフの皆さんに色々なことを教えてもらいながら、自分なりにたくさんのアイデアを出して日々活動に励んでいます!よろしくお願いします!

れおん(法政大学文学部英文学科)
法政大学文学部英文学科の守部玲音と申します。現在大学3年で就職活動をする中で、多くの企業さんがSDGsへの取り組みに力を入れているのを実感し、自分もSDGsへの知見を深めたいと想い、このプロジェクトに参加しました。「人々に楽しさ、前を向くきっかけを提供したい」という想いを持って就職活動を行なっています。とにかくサッカーが大好きです!!