
ここ数年、市場の軸はSDGsへと変わりつつあります。企業や個人の持続可能な成長のためにSDGsセミナーが注目されているのです。激動の時代を生き抜くためには、SDGsに関するノウハウの向上が欠かせません。
この記事では、SDGsセミナーの特徴を解説するとともに、自分に合う見つけ方や2022年におすすめのセミナーまで分かりやすくお伝えします。
【Pick UP】「ツヅケル」が注目したSDGsに特化したセミナーのポイント
- SDGsセミナーで得たノウハウは、企業価値を高める基盤になる
- 即戦力になるスキルアップをしたい方には有料コンテンツがおすすめ
- 「SDGsビジネスラーニング」は営業トークや商品開発に生かせる知識が身につくと高評価
SDGsのセミナーとは?
SDGsセミナーとは、SDGsについて知識を深めるとともに、企業経営に役立つノウハウや成功事例を学べるものです。
SDGsの達成期限である2030年が近づく中、企業に対しても社会問題の解決への取り組みがより一層求められています。広告の中でも、サステナビリティや脱炭素をアピールする場面を見かけた方も多いのではないでしょうか。
これから持続可能な経営をするためには、SDGsを軸としたビジネス展開が欠かせません。そのために、SDGsのノウハウはビジネスマンとして必要な知識になるといえるでしょう。
SDGsがどんな目標かは理解しているものの、「自社でどのように取り組めばいいのだろう」「経営にすぐに生かせるノウハウや事例を知りたい」などと悩んでいる方も多いかもしれません。
SDGsセミナーなら、SDGsを軸に講座が展開されるので、必要な知識を効率よくインプットできます。また、会場に足を運ばなくてもオンラインで受講できるものが増えています。動画やスライドを活用しながら学べるので、忙しい方でもスキマ時間に受講可能です。SDGsセミナーは、ビジネスマンとしてのスキルアップにもつながるといえるでしょう。
ビジネスパーソンからSDGsセミナーが注目されている理由
とはいえ、どうして、SDGsセミナーがビジネスパーソンから注目されているのでしょうか。
企業がSDGsへ貢献することは、持続可能な経営に欠かせないからです。今の市場は、SDGsの時代へと移り変わっているといえます。
それぞれの特徴をみていきましょう。
①SDGsの貢献が企業価値を決める時代へ
SDGsの考えが浸透したことに伴い、市場のニーズだけではなく、投資家からのニーズとしてもSDGs への対応が求められるようになりました。投資の条件として、収益だけではなく、「SDGsにどれだけ積極的に取り組んでいるか」も⾒られる時代になってきているのです。
ESGを推進する「国連責任投資原則(PRI)」は、2017 年にESG投資に1兆円規模の投資を決めました。これは、市場の評価が目先に収益だけではなく
- 環境問題の解決に関与しているか
- 社会問題を視点として経営に取り⼊れるか
が重視されているからです。SDGsへの取り組みは「将来的な経営リスクを回避できる」だけでなく「課題解決のために⽣まれる新規市場を展開できる」といったビジネスチャンスにもつながっているのです。
つまり、SDGsに関する経営ノウハウをどれだけ知っているかが持続可能な経営を左右するといえるでしょう。
出典:環境省|持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド [第2版]
②サプライヤーにも大きな影響がある
ここ数年で、SDGsはビジネス界での「共通⾔語」になりました。2030年までに目標達成するため、⽇本経済団体連合会や各業界団体、銀⾏や企業においても取組みが加速するといえるでしょう。
特に、グローバルな事業を展開する企業は早い段階からバリューチェーン全体の⾒直しを始めています。つまり、それらの事業に関連するサプライヤーにも影響が広がるといえるでしょう。自社だけの問題だけではなく、取引先との関係にもSDGsは深く関わっているのです。
自分に合う!SDGsセミナーの見つけ方
では、SDGsセミナーを受ける場合、どのように探せばいいのでしょうか。自分に合うセミナーを見つけるポイントは以下の通りです。
くわしい内容をみていきましょう。
①SDGsについて知りたいレベルを明確にする
まずは、SDGsについてどのレベルまで知りたいのかを明確にしましょう。「SDGsの意味や目標の内容だけを知りたい」という場合と、「ビジネスに生かせるノウハウまでインプットしたい」という場合では、選ぶべきセミナーも変わってきます。
SDGsの基礎から学びたい方へ
まずは「SDGsとは何か」という知識を深めたい場合は、
- SDGs セミナー 基礎
- SDGs セミナー 入門
- SDGs セミナー 概要
などと検索すると、ニーズに合ったセミナーを見つけ出せます。
ビジネスに生かせるSDGsを学びたい方へ
さらに、「企業における知っておくべきノウハウは?」「企業がSDGsに取り組む理由」など、ビジネス視点からSDGsを学びたい場合は以下の検索ワードを参考にしてください。
- SDGs セミナー 企業
- SDGs セミナー ビジネス
- SDGs セミナー 企業 事例
- SDGs セミナー 企業 取組み
企業向けのセミナーは、具体的な企業の取組みも学べます。 SDGsビジネスのヒントになる知識が得られるでしょう。
②無料か有料か
次は、無料か有料かによって内容が大きく変わってきます。
無料セミナーはコストカットできますが、内容が表面的だったり、偏りがあったりします。また、一方的な配信で終わるため、理解を深めることは難しいです。
また単発の動画を自分で一からかき集めて勉強するとなると、事前準備の段階で時間を消費してしまいます。
一方の有料セミナーでは、厳選された事例をピックアップしていて、内容もカリキュラム化されているので、効率よく質の高い学びを得られます。
③対面かオンラインか
対面かオンラインのどちらにするかもポイントです。最近では、オンラインのセミナーも増えています。
動画配信とスライド資料が準備されているので、忙しい方でも自分のスケジュールに合わせて受講可能なのが魅力です。
2022年のおすすめ!企業向けのSDGsセミナー
では、2022年に受講できるおすすめのSDGsセミナーとはどのようなものなのでしょうか。企業向けのものを無料と有料に分けて紹介します。
①無料セミナー
無料セミナーでおすすめなのが「日経イベント&セミナー」です。テーマごとに単発かつ不定期で開催されます。例えば、以下の内容です。
- 企業に求められる「地域社会との連携」と「次世代につなぐバトン」とは?
- 「マルチステークホルダーが変える、
- これからのコーポレートブランド戦略」
- 日経 地方創生フォーラム アフターコロナの地方創生
このように質の高いセミナーを無料で受けられるため、おすすめです。とはいえ、企業や個人のニーズに合ったセミナーが必ずあるとは限りません。
公式サイト:https://events.nikkei.co.jp/51529/
②有料セミナー
有料セミナーでおすすめなのが「SDGsビジネスラーニング」。「前WWFジャパン事務局長の筒井氏」が監修したカリキュラムのため、信頼性も高いです。企業のニーズに合わせたセミナーを受講できるので、おすすめです。
公式サイト:https://www.tsudukeru.com/elearning
「SDGsビジネスラーニング」が支持される理由
先ほど紹介した「SDGsビジネスラーニング」は、どうして企業やビジネスマンから支持されているのでしょうか。この理由をくわしく紹介します。
①選べる料金タイプがある
「SDGsビジネスラーニング」には2種類の料金プランが用意されています。企業の予算や社員数に合うセミナーを選択できるのが魅力です。
②「前WWFジャパン事務局長の筒井氏」が監修
セミナーのカリキュラムは、前WWFジャパン事務局長である筒井隆司氏が監修しています。ソニーロシア、ソニーブラジルなどの社長、ソニーヨーロッパのVicePresidentなどを経てWWFジャパン事務局長に就任。現在は日本ノハム協会専任理事を努めています。
有料のSDGsセミナーの中でも、信頼性が高いのも支持される理由です。
③動画の質が高い
セミナー動画の質が高いのが最大の魅力です。それぞれの目標における現状や解決策の解説だけではなく、企業の具体的な事例についても学べるため、自社のビジネスに活用できるノウハウを得られます。
とはいえ、動画だから事例が古いのではないかと心配するかもしれません。けれども、SDGsビジネスラーニングなら、毎月企業事例を中心とした動画が届きます。さらに、1本あたりの時間が7~10分以内のため、効率よく学べるのも支持される理由です。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも学習が可能でアプリのインストールなどは一切不要。WEBブラウザとインターネット環境があれば、どこでも視聴できます。
さらに、根拠のあるデータや情報が視覚的に分かりやすくまとめてあるので、次の日の営業トークで生かせる内容ばかり。インプットした内容を即日アウトプットできるので高く評価されています。
④アフターフォローが充実
さらに、アフターフォローが充実しています。
管理者の視聴状況チェック
「社員がどれくらい視聴しているのか」を管理者が把握できるので、配信がムダになりません。
習熟度テストがわかるテストがある
各動画に習熟度チェックのテストが付いています。点数を振り返ることで、自分の学習状況を把握できます。
カリキュラムのスケジュール管理が整っている
企業でSDGsセミナーを開催する場合、どのようなスケジュールで実施すべきか迷う場合もあるかもしれません。「SDGsビジネスラーニング」なら、初めての企業もスムーズに取り組めるようにスケジュール例が提案されています。
セミナー開催に関するサポートも充実しているのも支持される理由です。
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「SDGsビジネスラーニング」を受講後、どんな変化があるのか?
では、実際に利用した企業はどのような変化があったのでしょうか。以下にくわしいレビューをまとめました。
①Sansan株式会社
Sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」というミッション、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げて各種サービスを展開。データ化した名刺の数に応じて植樹を行ったり、ダイバーシティを推進したり、会社としてSDGsに合致した事業や活動も行っています。
企業としてSDGsについてくわしい状況ではなく「どんな風に営業で使っていくのが効果的なのか、トークやアプローチを学ばせたい」という悩みをを抱えていました。
しかし受講後は、「営業トークにも生かせた」「トークスキルが上がった」などのとのリアルな声が多数寄せられました。満足度は驚異の100%だったそうです。
現場ですぐに生かせるノウハウを得られるのは、価値あるセミナーといえるでしょう。取引先で活用できる知識を身につけたいという方におすすめです。

②株式会社 榮太樓總本鋪
株式会社榮太樓總本鋪は、江戸時代のはじまりに創業した老舗菓子店。看板商品「榮太樓飴」のほか、リップグロスやジュエリーなど、斬新なアイデアを飴に落とし込んだ「あめやえいたろう」など、伝統を継承しつつも時代と顧客のニーズを捉えた商品を手がけています。
SDGsが注目される中「まずは商品開発部や工場の社員からSDGsに関する共通言語を作りたい」という思いがありました。
セミナー受講後、自社が重視しているSDGs目標12「つくる責任つかう責任」について自社で活用するイメージが持てたそうです。社員の共通理解も深まる内容であることが分かります。
自社のニーズに合わせたセミナーを開催できるのが、大きな魅力といえるのではないでしょうか。SDGsに特化した商品開発や新事業を展開するために、社員の知識レベルを揃えたいという方におすすめです。

持続可能なビジネスへのヒント
SDGsセミナーは、これからのビジネスマンのスキルアップに欠かせません。特に取引先との営業トークや新事業の展開に役立つノウハウなど、ビジネスに特化した内容を学びたい場合は、セミナー内容をしっかり検討する必要があるでしょう。
とはいうものの、ニーズに合ったSDGsセミナーに迷った場合は、今回紹介した選び方を参考にしてみてください。
今回紹介した「SDGsビジネスラーニング」は
- ビジネス視点から解説した質の高いノウハウを得たい
- すぐに営業やプレゼンで使えるスキルを身につけたい
- 企業の具体的な事例をくわしく知りたい
と考えている方におすすめです。これからの企業の成長だけではなくキャリアアップのために、セミナーでSDGsの知識を身につけてみてはいかがでしょうか。