SDGsのeラーニングとは?企業が取り組むメリットや選ぶポイント、おすすめコンテンツを紹介!

    企業や個人のSDGsへの意識の高まっている今、「SDGsに特化したeラーニング」を導入する企業が増えています。持続可能な経営をするためには、社員のSDGsに関するノウハウの向上が欠かせないからです。

    企業価値の向上も期待できるSDGsへの理解は、これからの時代を生き抜くために大切です。この記事では「SDGsに特化したeラーニング」を解説するとともに、メリットや選び方、おすすめコンテンツまで分かりやすくお伝えします。自社のニーズに合ったeラーニングが見つかるはずです。

     

     

    【Pick UP】「ツヅケル」が注目したSDGsに特化したeラーニングのポイント

    • SDGsに特化したeラーニングの導入には、企業の資金調達、新事業の開拓、経営リスクの回避が期待できる
    • 効率よく賢く学ぶには有料コンテンツがおすすめ
    • 選び方のポイントは、信頼性とアフターフォローが鍵

     

    SDGsに特化したeラーニングとは?

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    近年の時代の流れから、企業のサステナビリティが求められるようになりました。持続可能な経営をするためには、SDGsに関する知識やノウハウのあるビジネスパーソンの確保もしくは育成が必要不可欠です。

     

    「今すぐ実践できる企業の具体例が知りたい」「すぐに活用できるノウハウがほしい」などビジネス視点からSDGsへの理解を深めたいものの、「何から始めるべきかわからない」というジレンマを抱える企業も多いのではないでしょうか。

     

    そこで、最近注目されているのが「SDGsに特化したeラーニング」。動画やスライドを活用しながら、SDGsの意味や17の目標、企業の具体的な成功事例を効率よく学べます。オンラインで受講可能のため、それぞれの企業や社員のニーズに合わせて利用できるのも人気の理由です。

     

    「SDGsに特化したeラーニング」を取り入れることで、企業のサステナビリティの質向上につながるといえるでしょう。

     

     

     

    周りと差がつく!eラーニングでSDGsを学ぶ3大メリット

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    「ESG」「脱炭素」など、企業におけるSDGsへの貢献が求められています。とはいえ、どうして、SDGsを学ぶべきなのか疑問に思うかもしれません。

     

    実は、企業としてSDGsの知識を深めることで持続可能な経営にプラスとなる効果が期待できます。ビジネスパーソンがSDGsを学ぶ3大メリットは大きく分けて3つ。

    1. SDGsを学ぶメリット ①安定した資金調達
    2. SDGsを学ぶメリット ②新規事業のチャンス拡大
    3. SDGsを学ぶメリット ③経営リスクを回避できる

    しかも、eラーニングで学ぶということは、社員がそれぞれの好きな時間に好きなデバイスで学べることが最大のメリットになります。全員の仕事をとめて、何時間も使う必要がないため、生産性を下げることはありません。

     

    では、SDGsを学ぶメリット3点の、それぞれの特徴をみていきましょう。

     

    SDGsを学ぶメリット ①安定した資金調達

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    eラーニングでSDGsのノウハウを得ることは、安定した資金調達にもつながります。社会や環境に配慮した経営をアピールできるかどうかで、投資家からの評価が変動するからです。

     

    ESGを推進する「国連責任投資原則(PRI)」の署名機関は年々増加。2019 年3月時点で、運用規模が85兆ドルを超えました。これまでの投資家は、売上や過去の実績を重視していました。しかしここ数年の着眼点は、社会貢献度を重要視しています。長期的な成長が期待できるかどうかを判断する材料の一つが企業のサステナビリティといえるでしょう。

     

    エコ先進国である欧州のビジネス業界では「ESGを取り入れなければ、儲からない」という考えがスタンダードになっています。企業が、気候変動や多様性などに関する取組みを推進していくことが欠かせません。

     

    世界で通用する日本企業へ成長するためにも、企業としてのSDGsに関する知識を底上げする必要があるのではないでしょうか。

     

    出典:経済産業省|SDGs 経営/ESG 投資研究会報告書

     

     

    SDGsを学ぶメリット ②新規事業のチャンス拡大

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    二つ目のメリットは、新規事業につながるということです。SDGsは、未来の理想と現在の課題を埋めるために世界全体ですべきことを示しています。つまり、SDGsが掲げる17目標と169のターゲットには、ビジネスにおける新たな需要が眠っているといえるのです。

     

    国連開発計画(UNDP)の調査によると、SDGsが達成された場合

    • 2030年までに年間 12 兆ドルの新たな市場機会が生まれる
    • 世界で創出される雇⽤は約3億8000万人にのぼる

     

    と試算されています。SDGsを学ぶことで、 世間の⾜りないものが明確になり、世界規模の巨⼤な潜在的マーケットにいち早く参入できるといえるでしょう。

     

    出典:経済産業省|SDGs 経営/ESG 投資研究会報告書

    出典:環境省|持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド



     

    SDGsを学ぶメリット ③経営リスクを回避できる

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    三つ目は、経営リスクを回避できることです。近年、取引先のニーズの変化に伴い、企業の⽣存競争が激化しています。つまり、企業との取引の中で、SDGsへの対応が条件になる可能性が十分に考えられるのです。

     

    また、投資家だけではなく消費者も環境意識が高まっています。つまり、企業のSDGsへの貢献が企業としての社会的価値に大きく影響するといえるでしょう。SDGsビジネスにはスピード感のある成果が見られないというデメリットがあります。しかし、目先の利益ばかり求めていると、企業のイメージダウンになる可能性も考えられるのです。

     

    SDGsは持続可能な経営のチャンスを得るとともに、リスクも回避できるといえるでしょう。

     

    参照:環境省|持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド

     

     

     

     

    eラーニングでどのようなことを学ぶべきなのか?

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    では、eラーニングでは具体的にどのようなことを学ぶべきでしょうか。企業として得たい学びは以下の通りです。

    1. SDGsの理解を深める
    2. 根拠のあるデータから世界や日本の現状を知る
    3. 具体的な企業事例から解決方法を知る

    詳しい内容をみていきましょう。

     

     

    ①SDGsの理解を深める

    「SDGsとは何か」という知識を深められます。「SDGsの言葉は知っているが、どういうものかは説明できない」という方も多いのではないでしょうか。要点を絞って学ぶためにも、eラーニングを活用したいところです。

     

    さらに、「企業における知っておくべきノウハウは?」「企業がSDGsに取り組む理由」など、ビジネス視点からSDGsを理解することができるeラーニングなら、なおよいでしょう。

     

     

    ②根拠のあるデータから世界や日本の現状を知る

    世界や日本が抱える課題についても詳しく学べるかどうかも、重要なポイントです。ただ現状を知るだけではなく、根拠のあるデータをもとに解説しているeラーニングなら、営業トークとしてもすぐに活用できるでしょう。

     

    SDGsが示す社会的な課題を知ることで、自社が取り組むべき潜在的ニーズが見えるかもしれません。

     

     

    ③具体的な企業事例から解決方法を知る

    具体的な企業の成功例や取組みが学べるかどうかも、eラーニング選びの際に確認したいところです。 SDGsビジネスの見本となる事例が豊富であればあるほど、解決方法のヒントを効率よく得られます。

     

    自社で一から研修資料をリサーチすると、相当な時間も労力もかかるでしょう。しかし厳選された事例をピックアップしているeラーニングなら、効率よく質の高い研修が実施可能になります。

     

     

     

    SDGsに特化したeラーニングの選び方

    SDGsに特化したeラーニングを取り入れたい場合、どのような基準で選べばいいのでしょうか。以下の選び方のポイントをまとめました。



    ①無料か有料か

    eラーニングを実施する場合、無料か有料かを決めなければいけません。無料の場合、コストカットできるメリットがあります。けれども、動画や資料を自社で独自にカスタマイズする手間がかかる場合もありますし、教育の質も保証できません。

    そのため、経営に直結した知識を深めたいなら有料コンテンツを推奨します。ビジネスパーソンに必要なSDGsに関する知識が学べるため、学習者も研修の価値を感じられるでしょう。また、営業やプレゼンに役立つ情報を効率よく得られるのもおすすめの理由です。

     

     

    ②信頼性があるかどうか

    SDGsに特化したeラーニングは、年々増えています。その中で、注意すべき点は「信頼性があるかどうか」です。限られた時間の中で、より質の高い研修をするためにも、専門家が監修したコンテンツを利用しましょう。

    「権威性のある専門家や世界的な団体が監修しているかどうか」を必ず確認することが大切です。

     

     

    ③アフターフォローはあるか

    eラーニングを選ぶ際に「動画でしっかり学べるかどうか」で選ぶ方も多いかもしれません。しかし、見落としがちなのは「アフターフォローがあるかどうか」。

    • 教育カリキュラムが整っているか
    • 社員の視聴状況を確認できるかどうか
    • 理解度を確認するテスト機能があるかどうか

     このように、動画配信がムダになることなく、身につく環境が整っているかどうかをしっかり見極めましょう。

     

     

     

    おすすめコンテンツ「SDGsビジネスラーニング」

    では、どのようなeラーニングがおすすめなのでしょうか。先ほど解説したポイントを網羅したコンテンツが「SDGsビジネスラーニング」。利用者からの評判もいい人気の理由をくわしく紹介します。

    1. 選べる料金タイプがある
    2. 「前WWFジャパン事務局長の筒井氏」が監修
    3. 動画の質が高い
    4. アフターフォローが充実

     

    ①選べる料金タイプがある

    SDGsビジネスラーニング」には2種類の料金プランが用意されています。そのため、企業の予算やニーズに合うものを選択できるのが魅力です。

     

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    ②「前WWFジャパン事務局長の筒井氏」が監修

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    カリキュラムは、前WWFジャパン事務局長である筒井隆司氏が監修しています。ソニーロシア、ソニーブラジルなどの社長、ソニーヨーロッパのVicePresidentなどを経てWWFジャパン事務局長に就任。現在は日本ノハム協会専任理事を努めています。

     

    SDGsに特化したeラーニングの中でも、信頼性が高いといえるでしょう。

     

     

     

    ③動画の質が高い

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    効率よく理解できる動画講座が最大の魅力です。SDGsの基本を押さえる40本の動画に加えて、毎月、企業事例を中心とした2~3本程度の動画が届きます。さらに、1本あたり7~10分以内で、効率よく手軽に学べるのも選ばれる理由。それぞれの目標における現状や解決策の解説だけではなく、企業の具体的な事例についても学べるため、自社のビジネスに活用できるノウハウを得られます。

     

    また、難しい内容も、根拠のあるデータや情報が視覚的に分かりやすくまとめてあるので、動画でも確実に学習を進めることが可能です。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも学習が可能でアプリのインストールなどは一切不要。WEBブラウザとインターネット環境があれば、どこでも視聴できます。

     

     

     

    ④アフターフォローが充実

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    さらに、アフターフォローが充実しています。

    • 管理者の視聴状況チェック
    • 習熟度テストがわかるテストがある
    • 社員のスケジュール管理も整っている

    「社員がどれくらい視聴しているのか」を管理者が把握できるので、配信がムダになりません。さらに、各動画に習熟度チェックのテストが付いているため、点数も含めて管理者が閲覧でき、社員の学習状況がわかります。いい意味で緊張感をもって、eラーニングを進められるコンテンツといえるでしょう。

     

    また、SDGsに関する研修が初めての企業もスムーズに取り組めるように、スケジュール例も提案されています。

     

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    動画で学んだノウハウを社内ワークで戦略の具現化へできるサポート体制も充実。動画学習後にすぐ社内施策の実行へ移せるアイデアを練ることが可能です。

     

     

     

    SDGsビジネスラーニング」を利用した企業のレビューは?

    では、実際に利用した企業はどのような変化があったのでしょうか。以下に詳しいレビューをまとめました。

    1. Sansan株式会社
    2. 株式会社 榮太樓總本鋪

     

    ①Sansan株式会社

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    Sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」というミッション、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げて各種サービスを展開。データ化した名刺の数に応じて植樹を行ったり、ダイバーシティを推進したり、会社としてSDGsに合致した事業や活動も行っています。

     

    しかし、SDGsについて詳しい状況ではなく「どんな風に営業で使っていくのが効果的なのか、トークやアプローチを学ばせたい」という課題を抱えていたため、導入を決意したそうです。

     

    実際にSDGs研修に参加したメンバーは162名だったにも関わらず、満足度は驚異の100%。「営業トークにも生かせた」「トークスキルが上がった」などのとのリアルな声が多数寄せられました。

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    過去に他のSDGs研修を受けた経験のある社員からも「今までで一番分かりやすかった」と好評だったそうです。即戦力となるノウハウやスキルを得られたことが高い評価につながっていました。

     

     

     

    ②株式会社 榮太樓總本鋪

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    株式会社榮太樓總本鋪は、江戸時代のはじまりに創業した老舗菓子店。看板商品「榮太樓飴」のほか、リップグロスやジュエリーなど、斬新なアイデアを飴に落とし込んだ「あめやえいたろう」など、伝統を継承しつつも時代と顧客のニーズを捉えた商品を手がけています。

     

    SDGsが注目される中「まずは商品開発部や工場の社員からSDGsに関する共通言語を作りたい」と考え、研修の導入を決めたそうです。

     

    研修後、自社が重視しているSDGs目標12「つくる責任つかう責任」について自社で活用するイメージが持てたという回答が多数寄せられました。

    SDGsseminar1ただ学ぶだけではなく、解決すべき課題を自分ごとに落とし込めたことが大きな成果ではないでしょうか。

     

     

     

     

    持続可能なビジネスへのヒント

    SDGsに特化したeラーニングは、持続可能な経営には必要不可欠といえるでしょう。無料の動画や政府が提供している資料を活用すれば、自社で一から教育カリキュラムを作ることもできるでしょう。しかし、より質の高い教育と効率性を重視しようとするならば、専門家が監修した有料コンテンツが断然おすすめです。

    また、SDGsに特化したeラーニングを実施することは、企業としての教育の質を高めることにつながります。そのため、研修の成果をSDGs目標「4質の高い教育をみんなに」の貢献へのアピール材料としても、活用できるでしょう。

    とはいうものの、自社のSDGsに特化したeラーニングをどうすべきかと迷っている場合もあるかもしれません。その際は、今回紹介した選び方を参考にしてみてください。

     

    中でも「SDGsビジネスラーニング」は

    • 何を学ぶべきか分からないから専門家が監修したカリキュラムがいい
    • ビジネス視点から解説した質の高いノウハウを得たい
    • すぐに現場で使えるスキルを身につけたい
    • アウトプットする場もしっかり確保したい

    と考えている方におすすめです。これからの自社の成長のために、世界で通用するスキルを、eラーニングを使って効率よく身につけてみてはいかがでしょうか。

     

    ツヅケル編集部

    持続可能な社会を一緒に考えるニュースサイト「ツヅケル」の編集部です。これからの環境・食糧・気候問題等をビジネス側から思考し、みんなで克服し、より豊かで幸せな毎日が送れる方法を探すための情報を日々キャッチし発信しています。

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